日本の文化遺産

#26 香川県・仲多度郡

香川県のほぼ中央に位置する仲多度郡、その西側に琴平町の金刀比羅宮「ことひらぐう」
有名な「こんぴらさん」がある。象頭山「ぞうずさん」中腹に鎮座する。
以前は神仏習合で象頭山金毘羅大権現と呼ばれた。
参道の石段は1368段で、木々に抱かれた山腹をぬうように続いている。
境内にはおおくの文化財が点在している。
伝統的な特産や民芸品、また現存する日本最古の芝居小屋などがある。
満濃池「まんのういけ」は日本一の灌漑用ため池、ほかに約900ものため池がある。
県の耕地面積の約1割を潤す大事なため池。
周囲の山々と一体となった風景も景観的に優秀で、名所的、学術的、文学的にも評価の高い文化財になっている。