不動産トレンド&ニュース

2021.06.04更新

不動産投資マーケット

4月着工、7.5万戸で2カ月連続増加
―国交省、分譲戸建ては土地仕入れ厳しく

2021.06.04

 国土交通省は5月31日、4月の「建築着工統計調査報告」を公表した。新設住宅着工戸数は7万4521戸(前年同月比7.1%増)で、2カ月連続の増加となった。新設住宅着工床面積は606.4万㎡(5.3%増)で3カ月ぶりの増加。季節調整済み年率換算値は88万3000戸(前月比0.3%増)となり、4カ月連続で増加した。  分譲住宅は2万2483戸(前年同月比0.3%減)で前...

不動産投資マーケット

政府、新たな土地基本方針を閣議決定
─不明土地特措法の見直し方針など反映

2021.06.04

 政府は28日、新たな「土地基本方針」を閣議決定した。20年5月策定の前方針に、所有者不明土地の発生防止を目指した民事基本法制の見直しや、所有者不明土地特別措置法の施行後3年経過の見直しの検討など、最近の施策の進捗を踏まえた変更が加味された。  土地基本方針は、改正土地基本法に基づき、所有者責務の理念や土地の基本的施策を示すもの。21年の方針には、民事基本法制の見直しの中身が盛り込まれた。具体的には、相続登記の申請義務化や相続等で...

不動産投資マーケット

第5次社会資本整備重点計画が閣議決定
─まちづくり関連も、重点施策と指標示す

2021.06.04

 政府は28日、25年度までの5年間を計画期間とする「第5次社会資本整備重点計画」を閣議決定した。第5次計画では、従来の目標に加え、新たにインフラ分野の「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」と「脱炭素化」に関する重点目標が加わった。  同計画は、インフラ整備事業を重点的、効果的、効率的に推進するために策定する計画。道路や交通安全施設などのインフラ事業の...

不動産投資マーケット

アットホーム、定借マンションの家賃は上昇傾向

2021.06.04

 アットホームがまとめた20年度の首都圏の定期借家物件の募集家賃動向によると、定期借家マンションの平均募集家賃は前年度と比べ概ね上昇傾向で、東京23区のシングル向け(30㎡以下)とカップル向け(30~50㎡)、東京都下を除いて上昇した。  千葉県ではシングル向け、カップル向け、ファミリー向け(50~70㎡)、大型ファミリー向け(70㎡超)のすべてで普通借家を上回った。23区、神奈川県、千葉県では大型ファミリー向けの上昇率の高さが...