不動産トレンド&ニュース

2021.04.02更新

投資住宅市場

HMPが都内の介護施設をフォワードコミットで取得

2021.04.02

 ヘルスケアマネジメントパートナーズ(HMP)は、東京・江戸川区の介護施設「アズハイム一之江」をフォワードコミットメントで取得した。取得金額は20億円強と見られる。取得先は大和ハウス工業で、開発中の9月に売買契約を結び、2021年1月に決済・引渡しを受けた。オペレーターは、首都圏で20施設の運営実績を持つアズパートナーズ。HMPおよびアズパートナーズの実績が評価され、取得資金の約8割については、HMPが組成する合同...

投資住宅市場

業務粗利トップは三菱UFJ銀行の1兆2026億円
粗利総額横ばいの8.1兆円、増益機関は34機関

2021.04.02

今期(2021年3月期)第3四半期の各金融機関の業務粗利益データによると(開示全87行)、三菱UFJ銀行が1兆2026.56億円(前年同期比0.31%増)で引続きトップを守った。以下、三井住友銀行の1兆753.73億円(0.79%増)、ゆうちょ銀の1兆414.56億円(2.49%増)が続く。4位のみずほ銀行は9948億円(4.59%増)、5位の三井住友信託銀行は3449.80億円(2.44%減)だった。開示全87行の業務粗利総額は8兆1742.10億円(0.03%減)とほぼ横ばいだ...

不動産投資マーケット

国や都など、高台まちづくりでWG設置
―モデル地区の取り組み共有、具体化推進

2021.04.02

 国、東京都および沿川区の実務者による「高台まちづくり推進方策検討ワーキンググループ(WG)」が29日、東京都庁で初回会合を開催した。WGの委員長には、国土交通省水管理・国土保全局の藤巻浩之・治水課長が就任した。WGは、「災害に強い首都『東京』の形成に向けた連絡会議」(座長=山田邦博・国土交通省技監)の内部に設置されたもの。高台まちづくりモデル地区に設定された自治体の取り組み状況が報告された。  WGに参加したのは、連絡会議が昨年12月にまとめ...

不動産投資マーケット

Jリート20年下期の分配金成長1.7%
―三井住友T研が分析、前期を大幅下回る

2021.04.02

 三井住友トラスト基礎研究所は、Jリート全銘柄の公表データを分析した「Jリートレビュー」の20年下期(7~12月)を公表した。対象銘柄の中央値でみた分配金の成長率は前年同期比1.7%のプラスとなり、20年上期(+3.2%)を下回った。約6割の銘柄は成長率プラスだったが、新型肺炎による収益影響が本格化し、成長率マイナスの銘柄が増えた。  ホテルや商業施設に投資するリートでは変動賃料の...

不動産投資マーケット

個人の住宅ローン、新規貸出が過去最高
―国交省調査、新築・既存住宅とも増加

2021.04.02

 国土交通省は、19年度を調査対象とする「20年度民間住宅ローンの実態に関する調査」をまとめた。個人向け住宅ローン(フラット35等を含む)の新規貸出額が20兆5442億円となり、現在の調査形態になった06年度以来の過去最高を記録した。前年度より1兆4084億円の増加で、20兆円台となるのも初めて。  19年度の新規貸出額の使途別割合は、新築住宅向けが72.9%(前年度比1.5㌽増)、既存住宅向けが19.6%(0.4㌽増)、借り換えが7.5%(2...