不動産トレンド&ニュース

2020.02.05更新

不動産投資マーケット

20年のマンション化率は0.11㌽拡大
―カンテイ、首位は東京中央で千代田抜く

 東京カンテイは28日、全国の世帯数に占める分譲マンション戸数の割合を示す「マンション化率」の20年版をまとめた。マンション化率は全国で前年比0.11㌽拡大し12.75%となった。ストック戸数と世帯数の増加分は概ね例年通りで、マンション化率は緩やかな拡大傾向で推移。ストック戸数は竣工ベースでの数値となるため、新型コロナ拡大による供給戸数減少の影響は来年以降のストック戸数に反映される見込み。  マンション化率が最も高かったのは東京都で27.72%(前年比0.12㌽増)。次いで神奈川県が22.96%(0.14㌽増)、大阪府が19.83%(0.18㌽増)。地方圏で10%を超えたのは福岡県(15.99%)と広島県(10.35%)の...

不動産投資マーケット

在宅勤務で大切なのは「温度と明るさ」
―旭化成建材、住まいと暮らし調査より

 旭化成建材の快適空間研究所がこのほどまとめた「共働き夫婦在宅勤務経験者の住まいと暮らしの意識・実態」調査によると、新型コロナウイルス流行前と比べ生活価値観・信条が変わった人は57.2%に達し、より大切になったことでは「在宅の仕事のしやすさ」が31.6%を占めた。在宅勤務の室内環境の重点は1位が「温度」(63.3%)、2位が「昼間の明るさ」(40.7%)となった。  在宅勤務の場所は居間が50.6%で最も多く...

不動産投資マーケット

すまい給付金、対象期間の延長など決定

 政府は、すまい給付金制度の対象住宅の引き渡し期限延長と、床面積要件の緩和をこのほど閣議決定した。注文住宅の新築の場合は20年10月1日~21年9月30日まで、分譲住宅・既存住宅取得の場合は20年12月1日~21年11月30日までに契約をした人は、給付金対象の引き渡し期限が21年12月31日から22年12月31日に延長される。同期間内に契約した住宅の床面積は、50㎡以上から...