不動産投資マーケット

20年のマンション化率は0.11㌽拡大
―カンテイ、首位は東京中央で千代田抜く
東京カンテイは28日、全国の世帯数に占める分譲マンション戸数の割合を示す「マンション化率」の20年版をまとめた。マンション化率は全国で前年比0.11㌽拡大し12.75%となった。ストック戸数と世帯数の増加分は概ね例年通りで、マンション化率は緩やかな拡大傾向で推移。ストック戸数は竣工ベースでの数値となるため、新型コロナ拡大による供給戸数減少の影響は来年以降のストック戸数に反映される見込み。 マンション化率が最も高かったのは東京都で27.72%(前年比0.12㌽増)。次いで神奈川県が22.96%(0.14㌽増)、大阪府が19.83%(0.18㌽増)。地方圏で10%を超えたのは福岡県(15.99%)と広島県(10.35%)の...