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国交省、マンションの上半期着工低水準
―大規模物件の減少で、分譲戸建ては好調
2021.11.05
国土交通省は10月29日、21年9月と21年度上半期(4~9月)の建築着工統計調査報告をまとめた。上半期の新設住宅着工戸数は44万5674戸(前年同期比7.6%増)で、過去10年で下から4番目の水準となった。このうち分譲マンションが5万1580戸(11.3%減)で、上半期としては過去10年で最低を記録した。同じ分譲でも一戸建ては7万1576戸(11.8%増)で過去10年では上から3番目の水準で好調。上半期の持家は14万8745戸(13.3%増)、貸家は16万9918戸(8.6%増)。 9月単月の新設住宅着工戸数は7...