不動産トレンド&ニュース

2021.08.20更新

不動産投資マーケット

コロナ禍以降、問合せは山手線外で増加
―アットホーム、小規模オフィスの動向

2021.08.20

 アットホームの調べによると、東京都内の小規模オフィスはコロナ禍以降、都心5区の募集物件数が大幅に増え、問い合わせは手頃な賃料の山手線の外側で増加したことが分かった。同社は在宅勤務やサテライトオフィスなど働き方の選択肢が増えたことで、山手線外側エリアなど都心周辺への関心の高まりが表れたと分析する。アットホーム不動産情報ネットワークに登録・公開された50坪以下の小規模オフィス動向を調査した。...

不動産投資マーケット

三幸・三鬼、都心オフィス空室率横ばい
―リーシング再開機運、統合・縮小活発に

2021.08.20

 三幸エステートと三鬼商事は12日、全国主要都市における7月末時点のオフィス需給動向を公表した。三幸の集計では、東京都心5区の大規模ビルの空室率は前月比0.03㌽増の3.26%とほぼ横ばいで、空室率の先行指標となる「潜在空室率」は0.22㌽増の7.49%と微増だった。三鬼商事の調査データでも都心の空室率は0.09㌽増の6.28%と変動が小さい。コロナ禍で東京の空室率は上昇基調だが、7月は小康を保ったと言えそうだ。...

不動産投資マーケット

盛土災害防止へ、政府の連絡会議が発足
─都道府県に目視による盛土の総点検依頼

2021.08.20

 7月に静岡県熱海市で発生した違法な盛土を起因とする土石流災害を受け、政府は10日、「盛土による災害防止のための関係府省連絡会議」を立ち上げた。同日の初回会合で盛土の点検方法を決定し、全国的な盛土の総点検を都道府県に依頼した。年内をメドに点検結果の暫定とりまとめを行う。並行して、現状で既に危険な状態にある盛土への対策や、土地利用規制を含めた今後の危険な盛土を防止する方策を検討する。...

不動産投資マーケット

投資用マンション市場動向・本社調べ、首都圏上期の供給戸数5%増
―20年は6260戸、首位はFJネクスト

2021.08.20

 不動産経済研究所は11日、21年上期(1~6月)と20年1年間の「首都圏投資用マンション市場動向」を発表した。今年上期に供給された投資用マンションは76物件・3650戸で、前年同期比で物件数は1.3%の増加、戸数も4.8%増加した。1戸当たりの平均価格は1.5%下落の3125万円、㎡単価は2.4%下落の118.2万円と、いずれもダウンした。...