長期優良住宅の認定、24年度14・4万戸

 国土交通省は、24年度の長期優良住宅の認定状況をまとめた。新築の認定実績は前年度比+24・9%の14万5073戸となり、同年度の新築住宅着工戸数に対する割合は17・8%となった。このうち戸建ては前年度比+22・9%の13万6842戸(新築着工に占める割合39・3%)、共同住宅等は前年度比+70・7%の8231戸(1・8%)だった。長期優良住宅の累計総戸数は173万5808戸となった。

 24年度の増築・改築の認定実績は、総戸数は前年度比75戸減の101戸。うち戸建ては73戸減の96戸、共同住宅等は2戸減の5戸だった。既存物件の認定実績は、総戸数は前年度比18戸増の88戸、うち戸建ては17戸増の86戸、共同住宅等は1戸増の2戸だった。

 新築・戸建ての認定件数が最も多かった都道府県は愛知県で1万6394戸。次いで埼玉県8741戸、東京都8580戸。共同住宅等は大阪府1273戸、愛知県901戸、東京都853戸。

2025.07.18